ブログ
田布施町(山口県)の不動産・遺品整理会社、株式会社ジャスティスのブログです。不動産事業者としての毎日や、不動産取引に役立つ知識などを発信してまいります。
若者に広がる住宅ローン“50年” ― 建築コスト増で「毎月の支払い」優先の時代へ
本当に50年、大丈夫と言えるのか? ― はじめに:50年ローンが「新しい常識」に? 最近、20代・30代の若い世代を中心に、「50年ローン」を選ぶ人が増えています。背景にあるのは、建築コストの高騰と土地価格の上昇です。 2020年代に入って […]
空き家の有効利用と民泊ビジネス ~眠っている不動産を収益資産へ~
空き家が増え続ける時代に「活用」がカギ 総務省の「住宅・土地統計調査(2023年)」によると、全国の空き家数は約900万戸にのぼり、全住宅の 13.8% を占めています。高齢化や相続後の放置、人口減少などが要因ですが、裏を返せば「使われてい […]
定期借地契約で気をつけるべきポイント
―「期限のある土地利用」をめぐる正しい理解と注意点― 土地を貸したり借りたりする際に、最近よく耳にする「定期借地契約」。一見すると「長期間借りられて便利そう」と感じる方も多いのですが、普通借地権とは大きく違う性質を持っています。この記事では […]
「所有者がわからない土地」をどうする? 『所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法』をやさしく解説
■「誰の土地かわからない」場所が増えています 日本では今、「所有者がわからない土地」が増え続けています。 たとえば── 田舎にある実家の土地を、相続のまま放ってある 所有者が亡くなってから登記がされていない 持ち主が遠方に引っ越して連絡がつ […]
相続放棄したのに空き家の管理責任はあるの?
はじめに 「親の家を相続放棄したのに、空き家の管理をしろと言われた…」実際にこうした声を耳にすることがあります。相続放棄をすれば財産も負債も一切関係なくなる――そう思いがちですが、 民法上は一定の範囲で「管理責任」が残る場合があるのです。 […]
【セミナー登壇報告】空き家は「負の遺産」か「未来の資産」か? ― 今、行動すべき理由
皆さん、こんにちは。 去る10月16日、柳井市主催の「空き家対策セミナー」にて、講師としてお話しさせていただきました。 お忙しい中ご参加いただいた皆様、そしてご準備いただいた柳井市関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。 全国的に深刻化する […]
海のそばの土地を買う前に知っておきたい「海岸法」とは? 〜山口県の海沿いエリアを例にやさしく解説〜
はじめに 「海の見える家に住みたい」「海のそばでカフェを開きたい」──そんな憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。 けれども、海の近くの土地には、一般の住宅地とは少し違う法律上のルールがあります。そのひとつが 「海岸法(かいがんほう)」 […]
『善良な管理者の注意義務』とは?―不動産に関わる人なら知っておきたい基本知識
■ 「善良な管理者の注意義務」って何? 「善良な管理者の注意義務(ぜんりょうなかんりしゃのちゅういぎむ)」とは、他人の財産や権利を扱うときに、その分野の専門家や一般的に良識ある人が行うのと同程度の注意を払う義務のことをいいます。 法律上は、 […]
法が変わった後の“建築確認の新常識”──都市計画区域外建築にも義務が拡がった
はじめに:改正は“未来の予定”ではなく“既に施行された現実” 2025年4月1日、建築基準法および建築物省エネ法の一部改正が施行されました。つまり、今この瞬間(2025年10月時点)では、その改正後ルールが現行ルールとなっています。 この改 […]
🏠『住まいのエンディングノート』という新しい終活のかたち ~自分の想いを“家”に託すために~
■「エンディングノート」は“人生の整理帳” 最近では、「終活(しゅうかつ)」という言葉がすっかり身近になりました。その中でも、「エンディングノート」は、人生の最期を見据えて自分の希望や思いを記録しておくノートとして、多くの方に親しまれていま […]





