田布施町・下田布施　砂田　7DK

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【昭和の記憶と、新しい暮らしをつなぐ家】

田布施町の中心地に、ひっそりと佇む一軒の家があります。
黒く煤けた木の外壁が、どこか懐かしさを感じさせ、昭和の面影をそのまま残している建物。
この家は、昭和46年に建てられ、長年にわたり、住まいと店舗を兼ねた場所として使われてきました。

玄関の戸を開ければ、かつて地域の人々が集い、温かい料理と笑顔が交わされた「お店」の名残。
カウンター越しに交わされた会話、忙しく動き回った足音、湯気の立つ厨房――
そんな情景が浮かんでくるような、時の流れを感じる空間です。

建物の間取りは7DK。広々とした和室が並び、各部屋にはしっかりと収納も備えられています。
二階建てで、延床面積は131.10㎡。
家族での暮らしにも十分な広さがあり、部屋数が多いため二世帯住宅やシェアハウスにも向いています。
元店舗スペースを活かして、自宅兼お店というライフスタイルも実現可能です。

外観は、今の所有者による丁寧な補修が施されています。
屋根は新たに吹き替えられ、一部の外壁も張り替え済み。
築年数は50年以上経っていますが、見た目の傷みは少なく、しっかりとした印象を受けます。
ただし、内装に関しては建築当時のまま手が加えられておらず、リフォームは必要です。
とはいえ、「まったく住めない」というわけではなく、昭和の家の良さを活かしつつ自分好みに手を加えられる、
まさに“家を育てる”楽しみがある物件です。

場所は、田布施町の市街地内という便利な立地にあります。
近隣にはスーパー、公園、病院、コンビニ、役場、ドラッグストアなど、生活に必要な施設が揃っており、日々の暮らしに困ることはありません。
日当たりは“ほどほど”ですが、明るさは十分確保されており、特に日中の和室は柔らかい自然光が差し込みます。
眺望については特筆するものはありませんが、その分、暮らしの利便性が大きな魅力となります。

この家の売却は、所有者の「終活」がきっかけです。
長年大切にしてきた住まいを、次の誰かに引き継いでほしい。
そんな想いが、この販売には込められています。

住まいとして活用するも良し。
古民家風カフェやサロン、民泊として生まれ変わらせるのも良し。
賃貸物件として運用するのも、もちろん可能です。
使い方次第で、この家には新たな価値が生まれます。

昭和の香りが残るこの家に、新しい命を吹き込んでくれる方をお待ちしています。
内覧をご希望の方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。