【山口県への移住】和木町ってどんな街?住まいのコンシェルジュがお届けする「普段の生活」と住宅事情
『住まいのコンシェルジュ』のぷうです。
これから新しい生活の拠点を探す方にとって、「どの街が自分たちの暮らしに合っているのか」を見極めるのは、とても労力のいる作業ですよね。家賃や土地の相場、毎日のお買い物の便利さ、そして何より子どもたちがのびのびと育つ環境があるかどうか。これらは、日々の生活の安心に直結する切実なテーマです。
今回は、山口県内の各市町が取り組む移住へのサポートを一つずつ紐解くシリーズとして、「和木町(わきちょう)」にスポットライトを当ててみたいと思います。
和木町は、山口県で一番面積が小さな町です。しかし、実は今、子育て世代の方々からとても熱い視線を集めている地域でもあります。なぜ、この小さな町がそれほどまでに選ばれるのか。日々の暮らしのリアルな部分から、家づくりや土地探しの視点まで、難しい言葉は使わずに、分かりやすくお話ししていきます。
和木町ってどんなところ?基本のプロフィール
和木町は山口県のいちばん東の端にあり、川を挟んでお隣はもう広島県(大竹市)です。周りを岩国市に囲まれた、とてもコンパクトな町です。2026年4月1日現在の人口は5,387人となっています
海や山、川といった自然がすぐそばにある一方で、海沿いには日本で初めて作られた石油化学コンビナートが広がっています。この「工業の町」としての側面が、実は和木町の暮らしやすさを支える大きな柱になっています。工場がたくさんあるおかげで、町に入ってくる税収が安定しており、それが町に住む人たちへの手厚いサービスとして還元されているのです。
「工場が近いと空気が心配」と思われるかもしれませんが、和木町の住宅地は工業エリアからしっかりと分けられており、住んでいる方へのアンケートでも「のどかで快適」という声が多く聞かれます。都会のような騒がしさがなく、夜には虫の音が聞こえるような、ゆったりとした時間が流れる街です。
毎日の通勤・通学・お出かけに便利な交通アクセス
引っ越し先を決める上で、「毎日の移動がスムーズかどうか」は絶対に外せないポイントです。和木町はこのアクセスの良さが大きな魅力です。
町の中心部である役場までのアクセスを見てみると、JR山陽本線の和木駅から徒歩で約7分という近さです
さらに、車での移動も非常に便利です。JR山陽新幹線の新岩国駅まで車で約15分、高速道路(山陽自動車道の岩国ICおよび大竹IC)へも車で約15分で行くことができます
大きなショッピングモールや総合病院に行きたい時も、お隣の岩国市や広島県大竹市へ車で20分ほど走ればたどり着きます。毎日の暮らしで「不便だな」と感じる場面は、かなり少ない環境が整っています。
子育て世代が和木町を選ぶ最大の理由:驚くほど手厚いサポート
和木町への移住を考える方の多くが、最終的に「ここだ!」と決める理由のトップが、子育てへの支援の厚さです。他の街ではなかなか見られないような、家計を直接助けてくれる制度がたくさんあります。
まず、赤ちゃんが生まれたご家庭には、新生児の父または母に対してお祝い金が支給される「出産祝金支給制度」があります
そして、子どもが成長してからも支援は続きます。こども園、小学校、中学校の給食は、なんと無料です
さらに驚くべきは医療費のサポートです。高校卒業までの子どもはもちろんのこと、町内に住んでいる19歳から22歳の学生に対しても、医療費の自己負担分を助成してくれます
他にも、英検や漢字検定といった資格試験の受験料を町が全額助成してくれる制度もあります。ご家庭の経済状況に関わらず、子どもたちが何度でもチャレンジできる環境が整っているのは素晴らしいことです。
住まいづくりへの強力なバックアップ
これから家を建てたり、買ったりしようと考えている方にとって、和木町の住宅補助制度は見逃せません。町の財政が安定しているからこそできる、マイホームの夢を後押しする制度が充実しています。
1. 住宅建設資金利子補給制度 和木町内で家を建てたり、新築の家を買ったりするために金融機関からお金を借りた場合、その利子の一部を町が補助してくれます
2. 和木町住宅建設奨励金制度 和木町内に新築で家を建てた方には、町から奨励金が交付されます
3. 防犯カメラ設置補助制度 安心して暮らせる街づくりのために、自宅に防犯カメラを設置する方に対して補助金が出る制度もあります
また、もし「和木町で新しく自分のお店を開きたい」「会社を作りたい」という方には、新たに事業を始める個人や法人に向けた「創業支援事業補助金」も用意されています
和木町の土地のお値段と、家づくりの条件
ここからは、少しだけ「土地や家」の視点からお話しします。
現在、和木町の土地の平均的な価格(坪単価)は、おおよそ26万円前後となっています。山口県全体の平均と比べると少し高めの金額です。お隣の広島県大竹市と比べても、和木町の土地は高く評価されています。
これはつまり、「和木町に住みたい」と思う人が多く、人気が集中している証拠です。日本全国で人が減って土地の値段が下がっていく場所が多い中、和木町は将来にわたって土地の価値が下がりにくい「安心できる場所」だと言えます。せっかくマイホームを持つなら、将来も価値が続く場所を選びたいですよね。
また、家を建てる際のルール(建ぺい率・容積率)もゆとりがあります。「土地の広さに対して、これくらいの大きさの家を建てていいですよ」というルールですが、和木町の住宅地では、お庭をしっかり確保しつつ、十分な広さの2階建ての家を建てやすい条件になっています。
例えば、和木駅から歩いて数分の場所はとても人気があり、少しお値段も張りますが、駅から歩いて15分ほど離れると、お手頃で広い土地が見つかりやすくなります。車を中心の生活にするのか、電車をよく使うのか、ご家族のライフスタイルに合わせて土地を選ぶことができます。
休日を彩る自然豊かな遊び場「蜂ヶ峯総合公園」
住む場所を考えるとき、「休日に子どもとどこで遊ぼうか」というのも大切なテーマです。和木町には、山口県の内外からたくさんの人が遊びに来る「蜂ヶ峯(はちがみね)総合公園」という素晴らしい場所があります。
山の自然を生かしたとても広い公園で、山口県で一番長い全長255メートルのローラーすべり台が大人気です。山の上から専用のマットを敷いて滑り降りると、途中で瀬戸内海の綺麗な景色が見渡せます。他にも、実物大の恐竜のオブジェがあったり、ポニーなどの可愛い動物と触れ合えたり、ミニSLに乗れたりと、子どもたちが大喜びする施設がいっぱいです。
初夏には山口県内でも最大級のバラ園にたくさんの花が咲き、大人もゆっくりと散歩を楽しむことができます。
こんなに広くて楽しい公園が、休日に車でふらっと行ける距離にあるのは、そこで暮らす家族にとってかけがえのない価値になります。
まとめ:和木町で叶える新しい暮らし
山口県で一番小さな和木町ですが、その中身を見ていくと、本当に住む人のことを第一に考えたサービスがぎっしりと詰まっていることが分かります。
- 毎日の生活を助けてくれる、無料の給食や手厚い医療費のサポート
- 家づくりのお金の負担をぐっと減らしてくれる、利子の補助や奨励金
- 広島や岩国へのアクセスの良さと、静かで自然豊かな環境の両立
- 将来も価値が下がりにくい、しっかりとした土地の人気
- 週末ごとに家族の思い出が増える、大きな公園の存在
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