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【地方で家を買う前に】不動産は「財産」から「負担」へ?これからの時代に家を持つということ

家を買いたい。自分たちの城を持ちたい。
そう思って物件探しを始める前に、少しだけ立ち止まって、一緒に「不動産を持つことの本当の意味」を考えてみませんか。
昔は「土地や家を持っていれば安心」「不動産は立派な財産になる」と誰もが信じていました。
親世代からそう教えられてきた方も多いと思います。 しかし、人口が減り続けている今の時代、特に私たちが暮らすような地方の町では、その常識はもう通用しません。
厳しい言い方になりますが、これからの時代、不動産は「財産」ではなく、一歩間違えれば「負担(お荷物)」になってしまうリスクを持っています。
「いつか売れる」は通用しない時代
家を買うとき、多くの方は「もし将来住まなくなっても、売るか貸すかすればいい」と心のどこかで考えています。 しかし、地方の郊外や少し不便な場所にある家は、いざ売りに出しても何年も買い手がつかないことが珍しくありません。
買い手がつかなくても、持っている限り毎年税金はかかります。草刈りや空気の入れ替えなど、建物を維持し、ご近所に迷惑をかけないための手間やお金もかかり続けます。
「家を手放す時」のお金、考えていますか?
建物はいつか必ず古くなります。もし将来、自分たちが住まなくなり、誰も買ってくれないとなった場合、どうなるでしょうか。
そのまま放置して行政から「特定空き家」に指定されてしまうと、土地の税金が跳ね上がったり、指導が入ったりします。そうならないために家を解体して更地にしようとすると、一般的な広さの家でも数百万円単位のお金が飛んでいきます。
家を買うときは何千万円というローンを組むことに必死になりますが、「最後、家をたたむ時にかかるお金」まで計算して家を買う人は、ほとんどいません。 ここを考えておかないと、将来、子どもたちに「売るに売れない、維持費ばかりかかる実家」を押し付けることになってしまいます。
「その町の未来」と運命を共にすること
家を持つということは、ただ建物を所有するだけではありません。
「その地域の行政サービスに頼って生きていく」という決断でもあります。
今後、人口が減って町の税収が減れば、今まで当たり前だったゴミ収集の回数が減ったり、道路の傷みがすぐに直らなくなったり、水道料金が大きく値上がりしたりするかもしれません。 賃貸であれば、不便になれば別の町へ引っ越せば済みます。しかし持ち家となると、そう簡単には逃げられません。
不動産を買うことは、その町の未来と自分の生活を縛ることでもあるのです。
それでも、なぜ自分の家を持つのか
ここまで、不動産を持つことの恐ろしい現実ばかりをお話ししました。「そんなにリスクがあるなら、一生賃貸でいいや」と思うかもしれません。
それでも、自分の家を持つことには、お金や理屈では測れない価値があります。
子どもが家の中を走り回っても誰にも怒られない安心感。壁に好きな棚を取り付けて、自分らしい空間を作っていく楽しみ。老後、年齢を理由にアパートを追い出されることのない、確かな居場所。 そういった「日々の暮らしの穏やかさ」や「心の豊かさ」を手に入れるための入場料が、家を買うという行為なのだと思います。
家は、儲けるための投資でも、持っているだけで安心な魔法の資産でもありません。
「自分たちの人生を豊かにするために、お金を払って使い切るもの」です。
だからこそ、家を買うなら「最悪の場合、売れなくても自分たちで最後まで責任を持てるか」「将来解体することになっても、その費用を払えるだけの無理のない予算で買っているか」を、最初の段階でしっかり話し合っておく必要があります。
夢を膨らませて家を探しているときに、こんな現実的な話を聞くのは面白くないかもしれません。でも、この「最後はどうするのか」という覚悟を持てるかどうかで、買った後の人生の安心感は全く変わってきます。
「自分たちの収入や年齢なら、どんな選択が正解なんだろう?」 そんな疑問が湧いたら、ぜひ一度ご相談ください。良いことばかり並べるのではなく、あなたの将来を守るための厳しい現実も含めて、一緒に考えさせていただきます。
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