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🌿南向きだけが正解じゃない!? ― 北面道路の家に“実は”あるメリットとは ―

「どうせ住むなら南向きの家がいい」
そんなふうに思っていませんか?
不動産広告でもよく目にする「南向き道路」や「南向きリビング」。
たしかに日当たりの良さという点では大きな魅力です。
しかし、北面道路の家にも、ちゃんとした“良さ”があります。

☀️そもそも「南面道路」と「北面道路」って?
家の敷地が接している道路の方角によって、「南面道路」「北面道路」と呼ばれます。
南面道路:敷地の南側に道路がある
北面道路:敷地の北側に道路がある
つまり、北面道路の家は、建物の北側に玄関や駐車場がくるのが一般的です。

✅北面道路のメリット5選!
① 南側にたっぷりの“プライベート空間”がとれる!
南面道路の家だと、リビングの目の前がすぐ道路…ということも。
一方、北面道路なら、道路に面さない南側に庭やリビングを配置できるため、人目を気にせず生活できます。
「外からの視線が気になる」「小さいお子さんやペットと安心して過ごしたい」というご家庭にはむしろ好都合です。

② 日照を最大限に活かせる建て方ができる
北側に玄関・水まわりなどを集め、南側にリビング・寝室を配置すれば、一日中明るい空間づくりが可能です。
特に2階建ての住宅では、2階にリビングを設けることで日当たり問題はほぼ解消します。
また、南側に隣家がない場合、南面道路よりも日当たりが良いケースも珍しくありません。

③ 土地価格が抑えられる傾向にある
一般的に、南面道路の土地は人気が高く、価格もやや割高になる傾向があります。
その点、北面道路は価格が抑えられている場合が多く、同じエリア・広さでもコストパフォーマンスが高いことが魅力です。
「少しでも予算を抑えて広めの土地を探したい」という方には、北面道路は狙い目です。

④ 車の出入りがラクな場合も!
意外かもしれませんが、南面道路は朝夕の交通量が多い通りになりやすい傾向があります。
一方で、北面道路の住宅街は比較的交通量が少なく、駐車のストレスも少なめです。
子育て世代や高齢の家族がいる家庭にとっては、安全性という面でも安心材料となります。

⑤ 北側玄関の利点も見逃せない
夏の暑さが厳しい日本。南側玄関は日差しが直接入り暑くなりやすいのに対し、北側玄関は夏でも比較的涼しい環境を保ちやすいという利点があります。
また、北側に収納・水まわりを集中させると生活動線がスッキリしやすいのもポイントです。

🌱「南向きじゃないからダメ」は時代遅れ!
もちろん、南面道路の家にはたくさんのメリットがあります。
でも、「南向き=正義」「北向き=ダメ」というのは少し偏った見方です。
立地や周辺環境、隣接建物の高さ・位置、家の設計次第で、北面道路でも快適な住まいは十分に実現可能です。

🏠まとめ:北面道路は「賢い選択肢」になる!
比較項目 南面道路 北面道路
日当たり 良好(ただし前が道路) 設計で工夫可能/前に庭をとれる
プライバシー 視線が気になる 守りやすい
土地価格 やや高め 割安な傾向
玄関の快適さ 夏暑くなりやすい 比較的涼しい
建物配置 道路側にリビングが来やすい 南側に庭・リビングがとりやすい

最後に一言

物件探しは“固定観念”に縛られすぎないことが大切です。
「北面道路の家って実際どうなんだろう?」と一歩踏み込んで考えることが、
理想のマイホームに出会う近道かもしれません。
次回の記事では、「北向き物件での間取り工夫アイデア」もご紹介予定です。どうぞお楽しみに!
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