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🌱ずっと借りてた畑が「売るから返して」と言われたら?

使用貸借の期限切れで悩むあなたに読んでほしい話

🏡【事例で学ぶ】突然の地主さんからのひとこと
「あの畑、そろそろ売ろうと思ってるんだ」
——え? 10年近く無償で借りて、手入れしてきた畑なのに…!
こうした事例、地方では少なくありません。
これは**「使用貸借契約」**が関係しているケースです。

📘使用貸借って何?
使用貸借(しようたいしゃく)とは…
➡️ 無償で土地や建物を借りる契約のことです。
親戚や知人から「自由に使っていいよ」と貸してもらった畑
口約束で始まった「貸し借り」
こうした関係は、法律上「使用貸借」とみなされます。
📌ポイント
無償で借りている
契約期間が終了すれば返還義務がある
借主に“継続使用の権利”は原則なし

😓地主から「売却したい」と言われた時の選択肢は?
✅ 選択肢①:再度の交渉
「引き続き使わせてください」と丁寧に話すことで、
再び使用貸借、または**賃貸契約(月額支払型)**に変更してもらえる可能性があります。
✅ 選択肢②:購入を申し出る
「他人に売られるくらいなら、自分で買いたい」
長年使ってきた畑を守る手段として購入交渉も現実的です。
✅ 選択肢③:売却の相手になる
第三者に売却される前に、自分が優先交渉権を持つよう動いてみるのも◎。

📌注意!農地なら「農地法」の制限あり
農地として使っている土地は、農地法第3条・第5条の許可が必要です。
地主が勝手に売ることも、借り手がそのまま使い続けることも簡単ではありません。
👉 まずは市町村の農業委員会に相談を。
👉 不動産業者や行政書士にも相談できると安心です。

💡まとめ:大切な畑を守るには「早めの対話と行動」
借主の思い 地主の立場
長年耕してきた愛着がある 固定資産税や相続、維持管理の負担
継続して使いたい 現金化したい、別用途に使いたい

どちらの立場も尊重しつつ、話し合いができるかどうかが分かれ道です。


✅今できることチェックリスト
✅ 地主の意向を正確に聞いたか?
✅ 書面での契約や期間延長の申し出はしたか?
✅ 価格交渉や買い取りの検討は?
✅ 専門家に相談したか?

🌾最後に
あなたが心を込めて育ててきた畑には、数字では測れない価値があります。
感情にまかせず、冷静に、でも誠実に対応していきましょう。
💬「私も同じ経験がある」「悩んでいることがある」
そんな方は、お気軽にコメント欄や問い合わせフォームからご相談ください。
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