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山口県にも8自治体!「消滅可能性自治体」と田布施町の挑戦

1. 山口県内で「消滅可能性」とされた8自治体
2024年4月、民間有識者グループ「人口戦略会議」は2050年までに20~39歳女性が半数以下となる自治体を「消滅可能性自治体」に分類。その山口県内対象は以下8自治体です
美祢市
周防大島町
萩市
阿武町
長門市
上関町
平生町
田布施町(前回2014年は非該当→今回は新たにリスト入り)

2. なぜ「若い女性の減少」が重要なのか?
この分類の基準は、
20~39歳女性の人口が2020〜2050年で半減するかどうか
その結果、出生数減→学校・商業・医療の維持が困難に→町の存続が危ぶまれる
という流れ。とりわけ人口減の引き金となる若年女性世代への対応は喫緊の課題です。

3. 注目!田布施町の取り組み
田布施町も今回初めて「消滅可能性」の対象となりました
一方で、町企画財政課では以下の施策を進行中です:
✅ 空き家バンクの運用
空き家登録・貸し出しを促進し、移住希望者や若年層を呼び込む仕組み。
✅ 子育て・住宅取得支援
子育て世代が住宅を取得した際に現金支給
親世帯との同居・近居を希望する世帯への補助
✅ 気候・交通・生活環境のPR
瀬戸内の温暖な気候と豊かな自然
JR山陽本線・高速バス・車アクセスの利便性
商店・スーパー・医療施設の充実
さらに、移住希望者が「お試し住まい」体験できる制度なども整備されており、住環境と仕事環境の両面で移住者を支援しています

4. 評価と課題
「田布施町人口ビジョン改訂版」及び「第2期田布施町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、人口減少の克服に向けて、地方創成の取組を推進中です。

5. ブログ読者に伝えたいこと
実は身近に「消滅可能性」の課題がある:自分の町も対象リストに入っていないかチェックしてみませんか?
田布施町のように対策を打ちながらも課題は続く:支援制度はあっても、若い女性が地域に定着する環境づくりは簡単ではない
読者にできること
移住や子育て支援制度を知り、地元で活かす
SNS等で地域の取り組みを拡散
イベントや田舎暮らし体験に参加し、地域に関わる

6. まとめ
山口県にも8つの「消滅可能性自治体」があり、田布施町もその一つです。しかし、そこには「まだ間に合う」という可能性があります。空き家対策や子育て・移住支援という具体的な一歩が、町の未来をつくっていくのです。
あなたにとって身近な地域の未来を、少し立ち止まって考えてみませんか?そして、関わってみませんか?
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