不動産相談や遺品整理の事なら(株)ジャスティス(田布施町の不動産会社)

「固定資産税って、何のためにあるの?」

― 私たちの暮らしを支える“見えない力”を知ろう ―
毎年春になるとポストに届く、あの「納税通知書」。
「また税金か…」とため息をつく方も多いのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください。この“固定資産税”というお金、一体何に使われているか、ご存知ですか?
実は、私たちの暮らしを支える多くの「当たり前」が、この税金によって守られているのです。

◆ 固定資産税ってどんな税金?
固定資産税は、土地や建物などの“動かせない財産”に対して毎年課される地方税です。
つまり、家や土地を所有している人が、その資産に対して支払う税金というわけです。
たとえば、山口県柳井市に土地付きの住宅を持っている方には、その評価額に応じた税額が計算され、毎年納めることになります。

◆ いったい何に使われているの?
「役所の懐に入ってるんじゃないの?」なんて思った方、それは大きな誤解です。
固定資産税の収入は、私たちが暮らす市町村の大切な財源。具体的には、こんな使い道があります:
ゴミの収集やリサイクル活動の運営費
道路の整備や補修
消防・救急の体制整備
小中学校の教育環境整備
公園や図書館など公共施設の管理
つまり、固定資産税は「地域の暮らしをよくするための投資」なんです。

◆ なぜ“固定”なのか?
固定資産税の「固定」とは、“毎年動かない財産に課される”という意味。
土地や建物は動かせない資産(=固定資産)なので、毎年の評価額に応じて課税されるんですね。
面白いのは、建物は年々古くなって価値が下がる一方、土地の評価は地域の発展によって上下することがあるという点。
「価値が落ちたのに税金が高くなる?」なんて現象も、仕組みを知れば納得です。

◆ もし固定資産税がなかったら?
道路はボロボロ、消防車も老朽化、図書館は閉館…。
そう、私たちが「普通に」暮らしていくための基盤が、少しずつ崩れていってしまうのです。
固定資産税は、目に見えないところで地域社会を支える“インフラの守護者”。
だからこそ、「払わされている」ではなく、「みんなのために支えている」と思える視点が大切かもしれません。

◆ 最後に
税金という言葉は、どうしてもネガティブな響きを持ちがち。
でも「固定資産税」は、地域を守るための“仕組み”であり、未来への“貯金箱”でもあります。
あなたが払っているその税金は、回りまわって、家族やご近所、そして地域全体の安心に還元されているのです。
次に納税通知書が届いたとき、少しだけ誇らしい気持ちで開いてみてくださいね。
モバイルバージョンを終了