知っておきたい“身近な神様”のこと
私たちが暮らす町には、昔から土地を守る神様がいると言われています。
神社にお参りするのはお正月だけ、という方も多いかもしれませんが、実は日々の暮らしのそばに、
神社にお参りするのはお正月だけ、という方も多いかもしれませんが、実は日々の暮らしのそばに、
そっと見守ってくれている“神様”がいるのです。
今回は、日本人の暮らしに深く関わっている「氏神様(うじがみさま)」と「産土神(うぶすながみ)」について、やさしく解説します。
氏神様とは?
「氏神様」とは、自分が今住んでいる地域を守ってくれている神様のこと。
その土地に住む人たちが氏子(うじこ)としてお世話になっている、地元の神社の神様です。
その土地に住む人たちが氏子(うじこ)としてお世話になっている、地元の神社の神様です。
たとえばこんなときに…
地元の神社のお祭りに参加する
家を建てるときに地鎮祭をお願いする
子どもの初宮参りをする
こうした場面で登場するのが「氏神様」。
地域に根ざした暮らしを送っていると、自然とご縁が深くなる神様です。
地域に根ざした暮らしを送っていると、自然とご縁が深くなる神様です。
産土神(うぶすながみ)とは?
一方、「産土神」は、自分が生まれた土地を守っている神様です。
「産土(うぶすな)」とは、生まれた土地という意味。
その土地の神様は、あなたがこの世に生を受けたときから、ずっと見守ってくださっている存在です。
「産土(うぶすな)」とは、生まれた土地という意味。
その土地の神様は、あなたがこの世に生を受けたときから、ずっと見守ってくださっている存在です。
たとえ引っ越して離れても、産土神は“生まれたときからのご縁”として、人生を通じての守護神となってくれる、と古来から考えられてきました。
氏神様と産土神、どう違うの?
神様 | 意味 | 関係性 |
---|---|---|
氏神様 | 現在住んでいる土地の神様 | 住所によって変わる |
産土神 | 生まれた土地の神様 | 引っ越しても変わらない |
両者はとても似ている存在ですが、「今の暮らしを見守る神様」が氏神様、「生まれた時からのご縁の神様」が産土神というイメージです。
氏神様や産土神を知るメリットは?
「え、神様の名前なんて知らなくても生活できるし…」と思うかもしれません。
でも、自分を見守ってくれている神様を知ることで、どこか心が落ち着いたり、感謝の気持ちが芽生えるきっかけになることも。
でも、自分を見守ってくれている神様を知ることで、どこか心が落ち着いたり、感謝の気持ちが芽生えるきっかけになることも。
例えばこんな場面で…
何か新しいことに挑戦するとき
引っ越しや転職など人生の節目
ちょっと不安な気持ちになったとき
地元の神社に手を合わせるだけでも、心がスッと整うような感覚があります。
それは、自分の暮らしを支えてくれている「目に見えないつながり」を感じられるからかもしれません。
それは、自分の暮らしを支えてくれている「目に見えないつながり」を感じられるからかもしれません。
氏神様を調べてみよう
「自分の氏神様って誰?」と思ったら、まずは最寄りの神社に問い合わせてみましょう。
地元の神社や市町村の観光協会でも、教えてくれることがあります。
地元の神社や市町村の観光協会でも、教えてくれることがあります。
また、「産土神」を知りたい場合は、生まれた土地の神社がその候補になります。
両親や祖父母に聞いてみるのも良いですね。
両親や祖父母に聞いてみるのも良いですね。
まとめ:神様とのご縁を感じる暮らしを
神様の存在は目に見えないものですが、知ることでちょっと心が豊かになる。
「氏神様と産土神」というテーマは、古くて新しい、私たち日本人の暮らしの原点かもしれません。
「氏神様と産土神」というテーマは、古くて新しい、私たち日本人の暮らしの原点かもしれません。
一度、自分の足元を見つめなおし、地元の神社にお参りしてみてはいかがでしょうか?
神様とのご縁が、きっとあなたの毎日をやさしく見守ってくれますよ。
神様とのご縁が、きっとあなたの毎日をやさしく見守ってくれますよ。