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終の棲家、どこにする?後悔しない「住み替え先の選び方」

住み替えを決意したとしても、次に悩むのが「どんな場所に、どんな住まいを選べばいいのか」ということ。
老後の暮らしを快適にするためには、“なんとなく”で選ばず、自分や家族に合った基準を持つことが大切です。
今回は、失敗しない「住み替え先の選び方」をわかりやすく解説します。

■ まずは“どんな暮らしをしたいか”を明確に
家を選ぶ前に、「場所」や「間取り」よりも先に考えておきたいのが、どんな暮らしをしたいかというビジョンです。
静かな環境でゆっくり暮らしたい?
便利な街中で気軽に出かけたい?
家族や友人との交流を大切にしたい?
この「暮らしのイメージ」が、住み替え先を選ぶ大事な軸になります。

■ チェックすべき“5つの視点”
以下の5つのポイントを押さえることで、ぐっと現実的に比較検討しやすくなります。
1. 立地・周辺環境
買い物・病院・公共交通が近くにあるかどうか。徒歩や自転車で動ける距離感が理想です。
2. 医療・介護体制
将来を見据えて、かかりつけ医が作れる場所や、介護サービスが受けやすい地域かも要チェックです。
3. 家族・知人との距離
「孤独にならないか」はとても大事な視点。子ども世帯や知人の近くに住む安心感も大きな価値です。
4. 住宅の構造・広さ
バリアフリー設計かどうか、掃除や管理がしやすい広さか、という“日々の暮らしやすさ”を考えましょう。
5. コストバランス
購入費用や家賃だけでなく、固定資産税、管理費、修繕費など、維持費も含めて無理のない範囲を。

■ よくある選択肢と特徴
タイプ 特徴・メリット
郊外の平屋 静かで自然豊か。家庭菜園なども楽しめる。
駅近のマンション 便利で管理がしやすく、買い物や通院にも◎
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅) 見守りや介護体制が整っている。安心感あり。
子ども世帯の近く 何かあったときに頼れる距離感が魅力。

■ 実際の声:こんな選び方をしました
「家事が楽なマンションに住み替えて、毎日が快適になりました」
「駅近の物件にしたおかげで、免許を返納しても生活に困りません」
「子どもが車で10分の距離に住んでいるので、いざという時に心強いです」

■ まとめ:住まいは“これからの自分”への贈り物
どんな家に住むかは、これからどんな人生を送りたいかに直結しています。
「体力や気力のあるうちに、自分の目で見て、感じて選ぶ」
これが、後悔しない住み替えの秘訣です。

次回は、「住み替えのための資金計画」や「持ち家を売却する際の注意点」など、より実務的なテーマも取り上げていきます。
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